人気の写真プリント注文サービス「しまうまプリント」で印刷した画像の一部がスマホで見るより画質が悪い…。
思っていた仕上がりと違うのはどうして?
それは自動補正が原因かもしれません。
今回は写真プリントの自動補正機能を比較検証して口コミします。
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写真プリントの「自動補正」ってなに?
多くの写真プリントサービスには印刷システム側で写真データを自動判別して明るさや色合いを変更する「自動補正」という機能があります。
工場等の印刷機で補正をかけるため注文前に「自動補正」の結果を確認することは原則できません。
「自動補正」のあり・なしは写真プリントの注文時に指定できます。
「しまうまプリント」の場合、プリントする写真を選んだ後のオプション画面で「色補正(=自動補正)」する・しないを設定できます。
自動補正を有効にすると明るく鮮やかな仕上がりになりますが、写真によっては明るすぎたり、色合いが変わって不自然になる場合もあります。
「自動補正」に向かない写真とは?
他の写真アプリを使って自分で加工した写真は「自動補正」に向きません。
例えば、フィルタ加工を施した写真など注意が必要です。
しまうまプリント公式サイトの「よくあるご質問」にも注意書きがあります。
カメラマンにより撮影された写真・イラスト・色補正を既に行った写真・白黒写真・単色部分の面積が多い写真・水族館の水槽内の写真や水中写真の場合は、「色補正」を無効にすることをおすすめいたします。
写真(アプリ)色調補正の指定はできますか? – よくあるご質問 | 写真プリント・フォトブック・年賀状 【しまうまプリント】
私はまさに、水族館で撮影した写真を自動補正ありでプリント注文してしまい、残念な仕上がりになってしまいました。
しまうまプリントの「自動補正」ありvsなしを比較してみた
自動補正のあり・なしで写真プリントの仕上がりがどうかわるか「しまうまプリント」で検証してみました。
まずは、iPhone6sPlusで撮影した水族館の逆光写真。
この写真を「しまうまプリント」で印刷すると、色補正なし(右側)は、元データの写真とほぼ同じ。
人物は暗いですが水族館で撮影したことがひと目でわかります。

色補正あり(左側)は無理やり明るくしたことで画質が悪い印象を受けます。
背景の水槽は白とびして、人物もざらつきが見られます。
一方、ミラーレス一眼(OLYMPUS PEN mini E-PM2)で撮影した人物写真の元画像とプリント結果を見比べてみると…


「色補正なし」のプリント結果は顔色が暗い仕上がりになってしまいました。
写真プリントの「自動補正」で失敗しないようにするには?
自動補正機能はキレイに仕上がる場合もあれば、不自然に明るすぎる失敗作を生み出すこともあります。
室内で撮った暗い写真、逆光の写真などは「色補正なし」でプリント注文するのが無難です。
「しまうまプリント」の写真プリント注文のように、自動補正を写真1枚ずつ個別に設定できない場合は事前に他のアプリで加工しておくことをおすすめします。
他のアプリやソフトで明るさやを調整し、「色補正なし」でプリント注文すると失敗を防げます。
または、プロのオペレーターが1枚ずつ調整をおこなう「手動補正」のプリントメニューを選ぶのも一案です。
「手動補正」は仕上がりが気に入らないときは、再プリントの対応をしてもらえるので安心です。
▼パソコンから「しまうまプリント」を利用する
▼スマホから「しまうまプリント」を利用する
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