iPhoneにある写真をUSBメモリで渡さなければならず、慌てて駆け込んだ家電量販店でLightningコネクタ搭載USBメモリーを購入しました。
PCを介さずにiPhoneからUSBメモリへ写真を移すことができる便利な一品!
今回は、iPhone対応USBメモリの使い方と注意点を口コミします。
Lightningコネクタ搭載USBメモリとは?
iPhone(5以降)、iPad(第4世代以降)、iPod touch(第5世代以降)のLightning(ライトニング)コネクタへ直接差し込み、専用のアプリ経由で写真や動画、音楽、連絡先(電話帳)などのデータを移したりコピーできるUSBメモリです。
iPhoneからPC、またはPCからiPhoneにデータを移動するにはいくつか方法があります。
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PCからiPhoneへiTunesやiCloud写真を使わずに写真・動画を転送する6つの方法
Lightningコネクタ搭載USBメモリはケーブルが無くても、
インターネットを使える環境でなくても、
AirDropを使えなくても、
iPhone(iPad・iPod touch)とPC間でデータをやり取りできます。
他にも、iPhone(iPad・iPod touch)のバックアップや空き容量の確保といった使い方もあります。
iPhoneからUSBメモリに写真を移すには?
私が購入した「ロジテック USBメモリ LMF-LGUGWHシリーズ」の場合、iPhoneで使うには無料アプリ「iSmartCopy」が必要です。
追加で購入した「Leef iBRIDGE」の場合、iPhoneで使うには無料アプリ「MobileMemory - Leef Ltd.」が必要です。
このように、専用のアプリを介してiPhoneとUSBメモリ間でデータをやりとりします。
今回は、一例として「iSmartCopy」の使い方を紹介します。
iPhoneのLightningコネクタにUSBメモリを直接差し込んでアプリを起動します。
「外部ストレージ」をタップし、画面右下の+ボタンをタップします。
「ライブラリ」を選ぶとiPhoneにある写真を表示するので、USBメモリにコピーしたい写真を選択します。
選択し終えたら右上の「完了」をタップするとUSBメモリへのコピーが始まります。
コピーが完了し、iPhoneの写真をUSBメモリに保存することができました。
USBメモリに保存したiPhoneの写真をPCで読み込みます。
PCでの使い方は一般的なUSBメモリと同じです。
iPhoneにある写真をUSBメモリに保存して持ち出したいときに大変便利!
・・・ですが、弱点もあります。
Lightningコネクタ搭載USBメモリのデメリット
USBメモリをiPhoneで使うための専用アプリが最新のiOSに対応していないことがあります。
例えば、「ロジテック USBメモリ LMF-LGUGWHシリーズ」は公式サイトに『iOS 11では、動画・音声ファイルの再生とクラウド〝Dropbox"は、ご利用いただけません。ファイルコピー機能のみ、使用可能』と注意書きがあります。
iOS13.3をインストールしたiPhone11 Pro Maxで確認しましたが、USBメモリ「LMF-LGU308GWH」にある動画ファイル(mp4)をiPhoneで再生しようとしたところ、再生用アプリが強制終了しました。
USBメモリとiPhone間で写真(画像)をコピーしたり表示することはできます。
また、iPhone7以降、またはiPad Pro以降で使える高効率の写真・動画フォーマットは変換されずそのままの形式でUSBメモリに保存されるためPC側で表示したり再生することができない場合もあります。
USBメモリ本体は問題が無くても専用アプリが使いづらかったり、動画の保存に対応していないなど利用制限があったりするので、App Storeでアプリの評価もチェックすることをおすすめします。
なお、iOS13では標準の「ファイル」アプリがUSBメモリに対応しましたが、Lightningコネクタ搭載USBメモリを直接読み込むことは原則できないようです。
Lightningコネクタ搭載USBメモリの専用アプリを利用しましょう。
iPhoneでもPCでも使えるUSBメモリはひとつあると便利!
どの商品にするか迷ったときは、Apple社が定める性能基準に適合している「Made for iPod/iPhone/iPad」商品(MFi認証品)を選びましょう。