iPadの標準「写真」アプリに作成したアルバムの写真50枚をiPhoneに送る方法を色々と試してみました。
その方法を、おすすめしたい順に口コミします。
1.iPhone・iPadの便利な機能でらくらく共有「AirDrop」
iPadとiPhoneがどちらも手元にあるなら最もかんたんな方法。
「写真」アプリ(カメラロール)から操作できるので、わかりやすくてお手軽です。
AirDropを利用するには、「Wi-Fi」と「Bluetooth」を有効にします。
また、iOS6以前はAirDropを利用できませんので最新のiOSへのアップデートが必要となります。
「AirDrop」の詳しい操作方法はApple公式サイトで確認しましょう。
2.ひとつあると重宝する「写真・ビデオの転送機能をもつアプリ」
iPadとiPhoneに同じアプリをインストールし、2台ともアプリを起動させた状態で写真を転送します。
私が昔から愛用しているのが「PhotoSync(フォトシンク)」。
さすが有料アプリなだけあって、多機能で操作も安定しています。
インターネットがつながらなくても、Bluetoothが有効であれば写真・ビデオを転送することができます。
PC向けのアプリやAndroidアプリもあるので、iPhone・iPad間のデータ共有以外にも役立ちます。
「PhotoSync」はユニバーサルアプリなので、iPhoneとiPadどちらでも利用できます。
同じAppleIDであれば、一度購入するだけでOKですよ。
無料アプリもいくつか試したのですが、
上手く転送できなかったり、
手順がわかりづらかったり、
強制終了したりで断念しました。
3.ストレージを消費しない「iCloud写真共有」
Apple社のサービスなので標準の「写真」アプリで簡単に共有することができます。
サイズが大きい写真は自動的に縮小してアップロードされます。
共有アルバム(iCloud写真共有)を利用して写真を送る場合は、AppleIDが必要です。
詳しい手順はApple公式サイトを確認しましょう。
4.同じAppleIDのiPadとiPhoneなら「iCloudドライブ(ファイル)」
iCloudドライブに写真・動画を保存すると、同じAppleIDでiCloudにログインしたiPhoneとPC間で同期されます。
ファイル数が多いと、無料で使えるiCloudの容量(5GB)をオーバーしてしまうので気をつけましょう。
iCloudドライブの利用条件や初期設定の方法など、詳しくはAppleのサポートサイト「iCloud Drive を設定する」をご覧ください。
5.iPhone以外のスマホやPCとも共有できる「オンラインストレージサービス」
会員登録したWebサービスの専用スペースを活用する方法です。
iPadから写真をアップロードし、iPhone側でダウンロードします。
この方法ならiPadとiPhoneの2台が近くになくても大丈夫。
インターネットのつながる環境下であればiOSのバージョンや機種を問わずに利用できるし、
AndroidスマホやPCからもアクセスできます。
私が利用しているのは、Dropbox(ドロップボックス)。
無料で2GBまで利用できます。
Dropbox
https://www.dropbox.com/ja/
ただし、写真を大量に転送する場合、3G・4G・LTEなどのモバイルデータ通信は通信速度制限を招く恐れがあります。Wi-Fi接続を利用しましょう。
実際に試してみると、AirDropを使った写真転送が圧倒的にかんたんでした。
知っておくといざというときに役立つので、ぜひ試してみてくださいね。