動画をQRコードにする2つの方法【iPhone標準アプリでOK】

覚えておくと便利なiPhoneの写真機能をさくっと解説！

今回は、写真アプリ（カメラロール）にある動画をQRコードにする2つの方法を紹介します。

どちらも無料で使えてiPhoneの標準アプリでできるから、新たにアプリをインストールしたりアカウントを作成する必要はありません。

動画のiCloudリンクを作成してQRコードにする

iCloud写真を利用中のiPhoneは写真アプリ内の画像と動画はすべてオンラインストレージに保存されています。
だから表示・再生用のリンクURLを発行すれば、他の人に見せることができます。

その専用URLがiCloudリンクです。
iCloud写真をオフにしている場合はiCloudリンクを作成できません。

iCloudリンクには有効期限があり、リンク作成の30日後自動的に期限切れとなります。

iCloudリンクとQRコードの作り方

iPhone標準の写真アプリでビデオを表示し、左下の共有ボタンをタップします。

共有メニューから[iCloudリンクをコピー]を選択します。

「iCloudリンクを準備中」の表示が消えるとリンクの作成完了です。

Safariなどのブラウザアプリでリンクをペーストして開くと、iCloudリンクを作成したビデオを見られます。
※iCloud写真のアップロード状況によっては表示に時間がかかります。

ブラウザアプリの共有ボタンをタップしてQRコードを生成します。

ウェブページのQRコードを生成する機能はiPhone標準のアプリ「ショートカット」で追加できます。
詳しい手順はこちらの記事をご覧ください。

動画のiCloudリンクを表示するQRコード画像を作成できました。
QRコードを読み込むと動画再生用のウェブページを表示します。

動画を共有アルバムに保存してQRコードにする

共有アルバムはiCloudアカウント(AppleID)でサインインしたiPhoneであれば、iCloud写真のオン・オフにかかわらず誰でも作成できるオンラインアルバムです。

iCloudリンクのような有効期限はありませんが、共有アルバムへの保存は上限があり、写真やビデオは自動的にリサイズ（縮小）されます。

共有アルバムとQRコードの作り方

共有アルバムを初めて作成する場合は、iPhone標準の設定アプリで[写真]の[共有アルバム]がオン（緑色）であることをご確認ください。

iPhone標準の写真アプリでビデオを表示し、左下の共有ボタンをタップします。

共有メニューから[共有アルバムに追加]を選択します。

共有アルバムのタイトルを入力します。

宛先は空欄のまま[作成]をタップします。
これで自分だけの共有アルバムを作成できます。

[投稿]をタップすると共有アルバムの完成です。

次に、作成した共有アルバムの動画を表示・再生するためのリンクURLを発行します。

通信環境等によっては共有アルバムの作成完了まで時間がかかることがあります。

写真アプリの[アルバム]を表示し、作成した共有アルバムをタップします。
（共有アルバムはマイアルバムの下に表示されます。）

右上の[メンバー]ボタンをタップします。

共有アルバムを編集画面の[公開Webサイト]をタップします。

公開Webサイトがオフ（灰色）からオン（緑色）に変わり、URLが発行されます。

[リンクを共有]をタップしてQRコードを生成します。

QRコードを生成する機能はiPhone標準のアプリ「ショートカット」で追加できます。
詳しい手順はこちらの記事をご覧ください。

動画の共有アルバムを表示するQRコード画像を作成できました。

QRコードを読み込むと動画再生用のウェブページを表示します。

作成した共有アルバムの公開Webサイトをオフにしたり、アルバムを削除しない限り表示・再生できます。