iPhone本体ストレージの容量は64GBから1TBまでありiPhoneを購入時に選べますが後から増やすことはできません。
本体ストレージの空き容量が少なくなると、iPhoneは使用頻度の低いアプリや一時ファイル(キャッシュ)を削除するなどストレージの最適化をおこないます。
iPhone本体にある写真やビデオも例外ではありません。

そこで今回はiPhoneストレージがいっぱいになると写真やビデオがどうなるか、実際に起こったトラブルを紹介します。
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残りはどれくらい?iPhoneが空き容量不足を警告するストレージ
本体ストレージの空き容量を確認するには設定アプリを起動し、[一般] > [情報]の順にタップします。
容量の下にある「使用可能」が空き容量を示しています。

上のイメージ例は本体ストレージ容量128GBに対し、空き容量(=使用可能)が473.3MBであることがわかります。
このiPhoneはiCloud写真を利用中ですが、空き容量が1GB前後になると写真アプリに「iPhoneストレージの空き領域が不足しています」と表示されます。

空き容量が500MB前後になると「iPhoneのストレージがいっぱいです」の警告が出ます。
この状態になると、勝手にアプリが終了したり、警告が頻繁に表示されたりと支障をきたします。
iPhoneのストレージがいっぱい!写真やビデオはどうなる?
撮影・録画ができない(録画を終了する)
カメラアプリを起動すると「この写真(ビデオ)を撮影(録画)するのに十分な空き容量がありません。」と警告が出て撮影できません。

ビデオ撮影中にストレージの空き容量不足に陥ると、録画を強制的に停止します。
写真やビデオが白くなり表示されない
写真アプリ(カメラロール)のサムネイルが白く、撮影・保存した写真やビデオを表示できません。

iCloud写真を利用中の場合はiCloudストレージに写真・ビデオを保存して容量の軽い低解像度のサムネイルをiPhoneで表示しますが、iPhone本体ストレージの空き容量が不足するとサムネイルも表示できなくなります。

画質が悪い・再生できない
写真アプリ(カメラロール)のサムネイルが表示されても画質が悪く、右下に警告(!)が表示されます。
ビデオの場合は再生できません。

!マークをタップするとエラーメッセージがあらわれます。

空きディスク領域不足
この写真(ビデオ)の高品質バージョンを読み込むための十分な空き領域がありません。
ストレージは”設定”で管理できます。
写真やビデオを編集・共有できない
エラーメッセージが出て写真やビデオを共有したり、編集したりできません。

写真(ビデオ)を編集できません
この写真(ビデオ)の読み込み中にエラーが起きました。
画面収録を保存できない
iPhoneの表示画面を録画する「画面収録」で撮影したビデオも保存できません。
「保存できませんでした」とエラーメッセージがあらわれ収録内容は残りません。

画面収録
画面収録は次の理由により保存できませんでした:”写真”の不具合によりうまく行きませんでした
いっぱいになったiPhoneストレージの使用量を減らすには?
このようにiPhone本体ストレージの空き容量不足は写真やビデオの撮影、表示にトラブルが生じます。
iPhoneストレージの使用状況を確認し、空き容量を増やしましょう。

標準の設定アプリを起動し[一般] > [iPhoneストレージ]の順にタップします。
ストレージの使用量が多い順にアプリの一覧を表示します。

標準の写真アプリの使用量が多い場合はiCloud写真をオンにするとサイズダウンに効果的です。
ただし、iCloudストレージの無料プラン(5GB)内に抑えるのは難しくなります。

iCloud写真はオフのまま写真アプリの使用量を減らす方法として、写真・ビデオを削除する以外に共有アルバムの使用があります。
共有アルバムの使い方と注意点はこちらをご覧ください。

iCloud写真を利用中でiPhone本体ストレージの空き容量を増やす方法はこちらをご覧ください。

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最近買ってよかったと心から思うのがおもいでばこの新型モデル(PD-2000)です。我が家の動画鑑賞に欠かせません。
旧モデルはiPhoneで撮った4K動画に非対応で、一部の縦動画は90度回転していたのですがその不満も解消。
高かったけれどおもいでばこを買って本当によかった!