iPhoneに10万を超える写真とビデオを撮りためている私、あいこうらは写真整理を日々模索。
プリントグッズやストレージなど気になるサービスは積極的に試しています。
そこで、今年購入した30以上のフォト商品の中から印象に残ったアプリ・サービスをピックアップしておすすめします。
みなさんの写真整理にお役立てください。
(タップするとジャンプできます)
10年越しの願いを叶えてくれた「プレミアムボード」
娘の写真でつくりたいアルバムのひとつが赤ちゃんの頃の等身大フォト。
そんな私の願望を叶えてくれたのが、スマホアプリ「Mags Inc.(マグズインク)」でした。
赤ちゃんの等身大アルバムはプロのカメラマンによる撮影とのセット販売が多く、自分で撮った写真からつくるのは無理と諦めていたのです。
だから、10年前の写真で「等身大フォト」が叶うのは感無量。

今年のMVP(Most Valuable PhotoService)を選ぶなら、真っ先に思いつくのがMags Inc.(マグズインク)の「プレミアムボード」です。


Googleフォト対応でより使いやすく「さくっとプリント」
私が企画監修にかかわったiPhoneアプリ「さくっとプリント」はGoogleフォトの写真も選べるようになりました。
共有アルバムの写真もOK。

Googleフォトはアプリから写真プリント注文できますが、セブン−イレブンのマルチコピー機を操作して出力しなければなりません。
さくっとプリントなら自宅配送はもちろん、ファミマ・ローソンのマルチコピー機出力も可能。
印刷に適したサイズの画像データを作成することもできます。

私はGoogleフォトにバックアップした過去の写真をプリント注文したときに撮影日が印字されず困った経験があります。
それもさくっとプリントで解決!ますます便利になりました。
思い出はプライスレス!買って良かった「おもいでばこ」
私は、撮りためた写真と動画は見やすい形で残したいと考えています。
それは誰かに見せたい、見てもらいたいという思いが根底にあるから。

動画は家族と見返すことが多いので「おもいでばこ」に入れてテレビ鑑賞しています。

6年前に購入した「おもいでばこ」の容量が満杯になりそうなので新型モデル(PD-2000)を購入。

iPhoneで4K撮影した動画を取り込めるし、縦長の動画もそのるまま見れるし快適すぎて「おもいでばこ」の虜です。
増える手書きフォトグッズに広がるアイデア
手書きの文字やイラストを印刷できるフォトグッズが増えました。

2022年度グッドデザイン賞を受賞したOKURU(オクル)の「こどもの手書きカレンダー」は、手書きの数字が暦になるオリジナルのフォトカレンダー。
ガイドに沿って撮影するだけでキレイに読み取れて秀逸。

OKURU(オクル)の母の日ギフトも、メッセージカードに手書き文字を印刷できる機能を備えています。

富士フイルムの公式ストア「FUJIFILMプリント&ギフト」の一部商品も手書き機能を使えます。
スマホで撮った文字やイラストを写真と合成してプリント。ギフトにぴったりです。

年賀状作成アプリには数年前から搭載されていた手書き機能。
写真プリント商品に広がると良いな…と期待していたので嬉しく思います。
定番もトレンドも♪多彩な「MyBook(マイブック)」
2022年に22周年を迎えた「マイブック」のラインナップに3つの新商品が加わりました。

マットな質感がおしゃれな「Photo Seal(フォトシール)
」も、省スペースに飾れる「Petit Photo Panel(プチフォトパネル)
」も他にはない魅力があります。

特に私が気に入ったのは「Acrylic Photo(アクリルフォト)」です。
アクリルならではの透け感が写真を素敵に演出してくれます。

見開き部分が180度開くフォトブック(フルフラット)をスマホからつくれるようになったのも◎
おかげで、ようやく娘の卒業アルバムが完成しました。

嬉しいニュースの一方で大幅な値上げと一部商品の終了に悲喜こもごもでしたが、進化を続ける「MyBook(マイブック)」にこれからも期待しています。

似ているようで違う…無料プリントは群雄割拠
家族向けアプリ「みてね」と「ファム」が無料プリント戦線に参入し、「アルバス」と「プリントスクエア」との四つ巴に。

それぞれ注文して比較すると、各社の特色や工夫を知ることができワクワクします。

無料プリントの先駆け「アルバス」はマンスリーカードのデザインを選べる有料オプションが追加されました。

私のアルバス歴は6年半となり、途中やめていた期間もありますが無料プリントの有り難さを噛み締めています。

やめられない!つくる楽しみが増した4つの年賀状
私は今年、4つの年賀状作成サービスを利用しました。
「みてね年賀状」を選んだのは、写真入り年賀状の宛名面にも写真を印刷できる「宛名フォト」に惹かれたから。

「TOLOT Card」を選んだのは、あの「スイミー」の名シーンを再現したデザインに惚れたから。

「つむぐ年賀状」を選んだのは、家族分の作り分けができてコスパも良いから。

そして、どんなに値段が高くても選ばずにはいられない「年賀家族」。
センス良し、仕上がり良し。
今年も一人ずつ異なるデザイン20作品をつくることができて大満足です。

年賀状離れ、年賀状じまいが広がり、私も年々つくる枚数が減っています。
受け取ってくれる人がいる幸せを想いながら、来年も年賀状づくりを楽しみたいですね。

2022年の振り返りと写真整理への想い
良い商品にたくさん出会えた一方で、「DreamPages(ドリームページ)」やビスタプリントなどサービス終了(撤退)の悲報も相次ぎました。

特に、5年に渡り愛用していた「sarah(サラ)」の終了はショックでした。
サラでつくったフォトブックを手にするたび「もう作れないのか…」と寂しさが込み上げます。

先ごろサービスの終了を発表した家族向けアプリ「ウェルノート」は当初、データの一括保存や移行はできないと案内して騒動になりました。
ウェルノートに投稿した写真や動画は言わずもがな、そこに添えられたコメントなど当時の思いは掛け替えのない記録ですからね。

“終わる”不安はつきものですが、それ以上に怖いのは大切な思い出の記録が消えてしまうこと。
「さくっとふぉとらいふ」は写真と動画、そして、それに付随する思い出を残す方法をこれからも模索していきます。
2023年もどうぞご期待ください。