赤ちゃんの写真をそのまま等身大で印刷したい。
でも、等身大アルバムは写真館やプロのカメラマンによる撮影のセット販売ばかり。

10年前の写真で等身大アルバムをつくるなんて無理…?
半ば諦めていたら、赤ちゃんの写真を等身大サイズでフォトブックに印刷するスマホアプリが登場しました。
今回は、スマホにある赤ちゃんの写真で等身大アルバムをつくるやり方とその感想をお届けします。
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赤ちゃんの等身大アルバムの作り方
私が等身大アルバムをつくるために利用したのはスマホアプリ「Mags Inc.(マグズインク)」です。
マグズインクの商品のひとつ「プレミアムボード -Baby-」は、レイフラットのハードカバー製フォトブックに赤ちゃんの写真をほぼ等身大サイズで残せます。
等身大写真部分はW621mm×H297mmなので、身長60cm以内の赤ちゃん(生後1ヶ月前後くらいまで)であればおさまります。
赤ちゃんの等身大写真のほかに写真4枚とプロフィールも入れられます。
「プレミアムボード -Baby-」の値段は1冊5,500円(税込)で配送料が別途かかります。
注文はスマホアプリからのみ受け付けており、パソコンからは利用できません。
アプリから等身大アルバムを注文する手順
「Mags Inc.(マグズインク)」のアプリを起動し、[新規作成]をタップします。
[PREMIUM BOARD] > [プレミアムボード -Baby-]の順にタップしてテンプレートを選びます。
初めてテンプレートを利用する場合は[ダウンロード]をタップして、テンプレートをダウンロードします。
[プレミアムボードを作る]をタップします。
メイン(見開き用)に等身大で印刷したい写真1枚と、プロフィールページの写真4枚を選択します。
以降は、表紙やプロフィールページに印刷する情報を入力していきます。
まず、等身大写真を撮影したときの身長を半角数字で小数点第一位まで入力します。
この数値をもとに等身大に調整するため、60.0cmを超える値は入力できません。
続いて、赤ちゃんのフルネームのローマ字を半角英字で入力します。
ここで入力した内容はそのまま表紙に印字されます。
名字と名前の間に半角スペースを忘れずに入力しましょう。
赤ちゃんの生年月日を「YYYY.MM.DD」形式で半角数字を入力します。
ここで入力した内容は表紙とプロフィールページに印刷されます。
プロフィールページに印刷する名前のローマ字と日本語を入力します。
プロフィールページに印刷する「出生時刻・出生時の体重・出生時の身長」を半角数字で入力します。
最後に、撮影日の日齢・月齢を半角英数字で入力します。
すべての入力を終えたら[フォトブックを作る]をタップします。
画面が切り替わるので、最初に表紙の内容を確認します。
修正するには[かんたん編集]ボタンをタップして入力し直します。
スワイプすると見開き写真(=等身大に印刷したい写真)を確認できます。
写真を変更するには[かんたん編集]ボタンをタップして選び直します。
さらにスワイプするとプロフィールと4枚の写真を確認できます。
入力文字(名前・生年月日と時刻・出生体重と身長・見開き写真の日齢or月齢)を修正するには[かんたん編集]をタップします。
4枚の写真を変更したり、印刷範囲を調整するには右下の鉛筆マークをタップします。
写真をダブルタップすると編集できます。
編集を終えたら[確定]>[保存]の順にタップします。
表紙と見開き写真とプロフィールを確認したら、右上にあるアルバムのアイコンをタップして[製本注文]を選びます。
プレビューが表示されるので、内容をもう一度確認して最下部にある[製本注文]をタップします。
以降は画面の指示に沿って注文の手続きをすすめます。
10年前の写真で等身大アルバムをつくった感想
等身大アルバムをつくるのに必要なのは赤ちゃんの全身を写した写真と身長の情報。
だから、身長と体重の記録が母子健康手帳に残る生後すぐの頃と、1ヶ月健診の写真を探しました。
辛うじて見つけた全身ショットは生後1日目の次女が長女と初めて対面したときのもの。
プロが撮るニューボーンフォトのような素敵な写真ではありませんが、これで等身大アルバムをつくりたい!
でも、写真の解像度が4,000✕2,672(約1,100万画素)で推奨サイズ(1,200万画素以上)に足りない…。
「印刷時に劣化する可能性がございます。」と警告されても、写真はこれしかない…。
たとえ印刷が粗くなってしまっても10年前の写真だし、古い写真ならではと受け止めようと決めて注文しました。
そして、注文の10日後に商品が宅急便で到着。
丁寧に梱包された中身に期待が高まります。
表紙の箔押し印刷からあふれる特別感。
この先には生まれたばかりの娘が……
!!!!!!
感動で言葉が出ません。
これまでに200冊以上のフォトブックをつくってきましたが、こんなに大きく写真を印刷するのははじめて。
作成時に警告が出ていた見開きの等身大写真もキレイに印刷されていました。
写真の赤ちゃん本人である次女に見せると、驚いた様子でアルバムを抱っこし、その大きさを実感しています。
その様子を見た私は胸が熱くなりました。
小さかった赤ちゃんがこんなに大きく成長してくれて10年という月日の流れを感じます。
今や赤ちゃんの顔がすっぽりおさまる手のひらは、写真に写る姉の手よりも大きいです。
等身大アルバムはこうしてひとつひとつのパーツも見比べられて感慨深いですね。
私が次女を出産した当時、新生児の記念撮影(ニューボーンフォト)といえばお宮参りの写真。

着物だと赤ちゃんの大きさが分かりづらい…
小さな赤ちゃんの等身大フォトをアルバムに残すことは憧れでした。
10年経って叶えられるなんて感無量!ありがとう「プレミアムボード」!!
🌟この記事を書いた”あいこうら” 最近のお気に入りPR🌟
長女の小学校卒業の記念につくったパーフェクトフォト
もう1年経つなんて思えないほど色鮮やかに残っています。
うっかり倒したときに割れなくて良かった…