iCloud写真のアップロードが進まなくて困ったことはありませんか?
iCloud写真をオンにしたのに1%のまま変わらない…
進捗状況はどこでチェックすればいいの?
PCなど他の機器で使いたいのに同期されないのはなぜ?
今回は「iCloud写真」に写真やビデオがアップロードされないときの対処法をまとめて紹介します。
お使いの機種、OSによっては操作画面や文言が異なる場合があります。ご了承ください。
iCloud写真へアップロードされているか確認するには?
アップロードの進捗状況は標準写真アプリで確認できます。
[ライブラリ(写真)]タブの[すべての写真]を表示し、最下部へスクロールするとファイル数とアップロード状況を見られます。
iCloud写真(iCloudストレージ)のアップロード状況は「iCloud.com」からも確認できます。iCloud写真にある写真やビデオが一目瞭然なので、一度チェックしてみましょう。
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アップロードされない!1%のまま進まない!どうしたらいい?
標準写真アプリで進捗状況を確認すると「○○項目のアップロードを一時停止」と表示されることがあります。
iCloud写真をオンにした直後は、標準の設定アプリで[iPhoneストレージ]の使用状況を確認するとiCloud写真が1%と表示されることも…。
iCloud写真のアップロードが始まらない、進まない原因は5つ考えられます。
- Wi-Fi接続ではない
- 省データモードが有効
- 充電されていない
- iCloudストレージの容量が足りない
- iCloud、またはインターネット回線に障害が発生している
初期設定では、Wi-Fi接続下で充電中に限りアップロードされます。
モバイルデータ通信のときは「"写真"のモバイルデータ通信がオフです」と表示されてアップロードが一時停止されます。
iOS11(またはiPadOS)以降であればモバイルデータ通信でもアップロードできるように設定を変えられます。
iPhoneの標準の設定アプリを起動し、[写真] > [モバイルデータ通信]の順にタップして「モバイルデータ通信」を有効化(緑色)にします。
なお、スマホ料金プランによってはデータ通信量の上限が設定されている場合があります。
「モバイルデータ通信」を有効にすると限度を超えてしまうこともあるので気をつけましょう。
iOS13以降の機種は「省データモード」を有効にしていると、Wi-Fi接続中でも「iCloud写真」がアップデートされません。
標準の設定アプリを起動し[Wi-Fi]を選択し、接続しているWi-Fiネットワークの[i]ボタンをタップして[省データモード]の設定状況を確認しましょう。
▶iPhone や iPad で省データモードを使う - Apple サポート
充電していないときは「バッテリー電源を節約中」と表示されてアップロードが一時停止されます。
[再開]をタップすると、充電していなくてもアップロードできます。
iCloudストレージの空き容量が不足しているとアップロードされなくなります。
iCloud写真を使い続けるにはストレージプランをアップグレードして増やすか、標準写真アプリ内にある写真・ビデオを削除してストレージの使用量を減らします。
iCloudに障害が発生していることも稀にあるのでApple社のシステム状況を確認しましょう。
また、Wi-Fi接続に使用しているインターネット回線に何らかの問題が発生している可能性もあります。(工事や一時的な障害などで止まっていたり、アクセス集中で混雑している等)
公式サイト等を確認しましょう。
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iPhoneから手動でアップロードできる?
「iCloud写真」はiPhone標準写真アプリにある写真・ビデオをすべて自動保存するため手動アップロードはできません。
特定のデータを選んで「iCloud写真」へ保存するようなことは基本的にできないので、すぐに同期したいときは「共有アルバム」や「ファイル」を活用しましょう。
「共有アルバム」「ファイル」の使い方はApple公式のサポートサイトに詳しい解説があります。
▶iPhone、iPad、Mac の写真 App でアルバムを共有する方法 - Apple サポート
▶iPhone、iPad、iPod touch でファイル App を使う - Apple サポート