iCloud写真をオンにするとどう変わる?5つのビフォー・アフターと注意点

新しいiPhone(iPad・iPod touch)を使い始めたときなど、標準写真アプリを起動すると唐突に提案される「iCloud写真」。

iCloud写真

iPhone(iPad・iPod touch)本体の空き容量が少なくなると提案される「iCloud写真」。

iCloud写真

iPhone(iPad・iPod touch)ユーザーなら一度は「iCloud写真」をすすめられた経験があるのではないでしょうか。

iPhoneユーザーのイメージ

そもそも「iCloud写真」とはいったい…なに?
iCloud写真」を使うと写真やビデオはどうなるの??

今回は、iCloud写真をオンにするとどう変わるのかビフォー・アフターと注意点を解説します。

当記事は、iPhone SE(iOS14.2)とiPhone 12 Pro Max(iOS14.2.1)を使用して執筆しています。
操作画面やメッセージの文言は、お使いの機種とOSのバージョンによって異なる場合があります。ご了承ください。

もくじ


「iCloud写真」とは?

「iCloud写真」とは、iPhone(iPad・iPod touch)本体にある写真やビデオをすべてオンラインストレージへ自動保存する機能です。

設定によっては端末本体の空き容量を節約できますが、そのかわりにiCloudストレージを大量に消費します。

iCloud写真のイメージ

バックアップとは異なり、同じiCloudアカウント(Apple ID)の機器間で標準写真アプリを丸ごと同期できます。
iCloudストレージを介してiPhoneで撮ったビデオをiPadで再生したり、PCにある写真をiPhoneで表示したりできるので、ケーブル接続や転送操作は不要。

iPhoneとPC間で写真を同期

「マイフォトストリーム」と似ていますが、こちらは保存期間やファイル数の上限があり、ビデオやLive Photosは対応していません。

Apple IDを最近作成した場合は、マイフォトストリームを利用できないことがあります。

「マイフォトストリーム」にある写真はiCloudストレージを消費しないので、無料プラン(5GB)にも影響しません。

一方、「iCloud写真」にある写真やビデオはiCloudストレージを消費します。
下の例では、iCloud写真に348.9GBの写真とビデオを預けています。

「iCloud写真」の利用開始前であれば、iCloudストレージをどれくらい消費するか事前にチェックしておきましょう。
標準の設定アプリを起動し、[一般] > iPhone(iPad・iPod touch)ストレージの順にタップして[写真]の欄を確認します。

iCloud写真

この使用量がiCloudストレージを消費するので、「iCloud写真」を使うと必然的に有料ストレージプランへ変更することになります。

「iCloud写真」をオンにするとどうなる?

「iCloud写真」を使い始めると、iPhone(iPad・iPod touch)の写真機能やデータに5つの変化があらわれます。

iTunesやFinderを経由して同期した写真やビデオが消える

PCにある写真やビデオをiPhone(iPad・iPod touch)で使うためにFinder(または、iTunes)を介して転送していた場合、同期が解除されます。

iCloud写真

Finder(iTunes)から同期した写真は削除されます
“iCloud写真”がオンになっているときは、Finder(iTunes)経由での写真の同期は非対応です。

○○枚の写真が削除されます。

同期していた写真やビデオはiPhone(iPad・iPod touch)からアルバムごと削除されます。

iCloud写真

「iCloud写真」を使用中はiTunes(または、Finder)経由で写真やビデオを同期できません

このためMacやWindows PC側もiCloud写真を有効にして同期することになります。

マイフォトストリームが消える

標準写真アプリから「マイフォトストリーム」は削除されます。

iCloud写真

「iCloud写真」を有効にしたiPhone(iPad・iPod touch)で「マイフォトストリーム」を見られなくなるだけで、「マイフォトストリーム」にある写真そのものは削除されません。
同じiCloudアカウント(Apple ID)で「iCloud写真」を有効にしていない機器からは「マイフォトストリーム」にある写真を見られます。

「マイフォトストリームにアップロード」を有効にしておくと、「iCloud写真」を使用中のiPhone(iPad・iPod touch)で撮った写真も「マイフォトストリーム」に保存できます。

iCloud写真

iCloudバックアップの対象から外れる

「iCloud写真」はiPhone(iPad・iPod touch)本体にある写真やビデオ(=フォトライブラリ)をそのままiCloudストレージに保存します。
このため、iCloudバックアップの対象からは自動的に外れます。

iCloud 写真を有効にすると、写真とビデオが自動的に iCloud にアップロードされます。
iCloud バックアップで二重に保存されることはないので、ライブラリのバックアップコピーは常にとっておくことをお勧めします。

iCloud 写真を設定・使用する – Apple サポート

「iCloud写真」をオンにした直後はまだ[バックアップするデータを選択]の一覧に「フォトライブラリ」が含まれています。

iCloud写真

初回アップロードが完了すると一覧から「フォトライブラリ」がなくなり、「フォトライブラリは”iCloud写真”の一部として、別途バックアップされます。」という注意書きが表示されます。

iCloud写真

「〇〇項目をアップロード中」という表示があらわれる

「iCloud写真」を有効にすると、iCloudストレージへのアップロードが自動的に始まります。

標準写真アプリの[ライブラリ(写真)]をタップすると、下の方に「○○項目をアップロード中」と進捗状況を表示するようになります。
初回アップロードは時間がかかるため、アップロードを一時停止することもできます。

iCloud写真

初期設定では、Wi-Fi接続下で充電中に限りアップロードされます。

モバイルデータ通信のときは「”写真”のモバイルデータ通信がオフです」と表示されてアップロードが一時停止されます。

iCloud写真

充電していないときは「バッテリー電源を節約中」と表示されてアップロードが一時停止されます。
[再開]をタップすると、充電していなくてもアップロードできます。

iCloud写真

iCloudストレージの使用量が増える

アップロードがすすむにつれてiCloudストレージの消費量も増えます。

iCloudストレージの空き容量が不足すると警告が表示されて、アップロードは停止されます。

iCloud写真

「iCloud写真」を使い始めるには?

「iCloud写真」の利用開始に申込みや申請は必要ありません。タップ操作だけで使い始めることができます。

標準の設定アプリを起動し、上部にある[ユーザ名]をタップして [iCloud] > [写真]の順に選択します。
[iCloud写真]をタップして有効(緑色)にすればOK。

ここで、[iPhone(iPad・iPod touch)のストレージを最適化]を選択すると、iPhone(iPad・iPod touch)本体の空き容量対策になります。

「ストレージを最適化」と「オリジナルをダウンロード」の違いはこちらの記事で詳しく解説しているので併せて御覧ください。

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