iPhoneの「画面収録」とは、画面上の操作や表示内容を録画する機能です。
iOS11以降(またはiPadOS)のiPhone・iPad・iPod touchで利用できますが、動画配信・視聴アプリなど著作権保護のため画面収録機能を使えないこともあります。
「画面収録」を使うには画面下端から上(または、画面右上隅から下)へスワイプしてコントロールセンターを表示し、録画ボタンをタップします。
3秒のカウントダウンの後、録画が始まります。
録画をやめるには、画面上端の赤いステータスバーをタップして停止するか、
もう一度コントロールセンターを表示して録画ボタンをタップします。
もしくは、スリープボタンを押してロック状態になると自動的に停止します。
画面収録した動画は標準写真アプリで確認できます。
[アルバム]のメディアタイプ[画面収録]に自動で分類されます。
録画時間が長いと保存が完了するまで時間がかかります。
保存が完了すると、画面上部に「画面収録ビデオを"写真"に保存済み」と通知が表示されます。
私はアプリの動作検証などで「画面収録」をよく使うのですが、先日ちょっとしたトラブルがありました。
画面収録中であることをうっかり忘れ3時間以上が経過。慌てて録画を停止しましたが、半日経っても収録データは標準写真アプリに出力されません。

なぜ保存されなかったのでしょう?
それは恐らく、iPhoneの空き容量不足が原因です。
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「画面収録」で撮影した動画のファイルサイズは使用機種と、録画した画面操作の動きや色数によって変動します。
大きさは使用する端末の画面解像度となるので、例えばiPhoneSE(第二世代)なら1334×750ピクセルになります。
一例として、長さが約1時間の「画面収録」動画はファイルサイズが2GBでした。
動画コーデックは「H.264(MPEG-4 AVC)」。
標準カメラのフォーマットを「高効率」に設定していても「画面収録」には適用されません。
長時間「画面収録」した動画はファイルサイズが非常に大きくなることがあるので、予めiPhone本体の空き容量を十分に確保しておきましょう。