写真を共有するのに便利なLINEの「アルバム」は最大1,000ファイル保存することができます。
アルバム作成数の上限は100個なので、ひとつのトークルームで最大10万枚を共有できることになります。
そこで今回はLINEアルバムでできることを解説。
1,000枚の写真を保存するとどうなるか検証した結果をお届けします。
LINEのアルバムでできること
LINEのアルバム機能は複数の写真をまとめて共有することができます。
LYPプレミアム会員は動画や高画質の写真をアルバムに追加できます。
アルバムを作成したり、アルバム名を変更したり、アルバムに写真を追加・削除するとトークルームに通知します。
LINEのアルバムに追加した写真と動画の保存期限は無期限です。
トークルームの画像は一定の保存期間があり、期限をすぎると大きく表示したり、再生したり、保存(ダウンロード)できなくなります。
一方、アルバムに追加した写真と動画は誰かが削除しない限りいつでも見られます。
LINEアルバムに写真を追加や削除をするとどうなる?
LINEのアルバムにiPhoneで撮影した写真(4,032×3024ピクセル)を登録すると解像度は1,479×1,109ピクセルに縮小されました。
通常、LINEのアルバムに写真を追加すると解像度は小さくリサイズされます。
LYPプレミアム会員は元画像と同じ解像度の写真をLINEのアルバムに追加できます。
トークルームに送られてきた写真をアルバムに保存することもできます。
トークルームに送信したオリジナル解像度の写真(4,032×3024ピクセル)をアルバムに保存すると、解像度は2,365×1,774に縮小されました。
アルバムに写真を追加したり削除するとトークルームに通知されます。
一度削除した写真やアルバムは復元することができません。
トーク内の友だちも、削除した写真・アルバムを閲覧できなくなるので気をつけましょう。
LINEアルバムに1,000枚の写真を登録してみた結果…
LINEのアルバムに大量の写真を保存すると思わぬトラブルが起きたりしないでしょうか?
実際に1,000枚保存して検証してみました。
iPhone・Androidアプリからアルバムに写真を登録する場合は1回につき300枚の上限があります。
PCのLINEアプリからアップロードすると上限はありませんでした。
アルバムを作成する前にLINEアプリの使用サイズ(ストレージ使用量)を確認すると354.5MBでしたが、アルバムに1,000枚の写真を追加すると359MBに。
そこで、アルバムに保存した写真1,000枚をアルバムごとスマホ本体にダウンロードしてみました。
ダウンロードした写真の保存先であるiPhone標準写真アプリのストレージ使用量は2.2GBも増加したのに対し、LINEアプリのストレージ使用量は360.8MB。
つまり、LINEアルバムに保存している写真はスマホのストレージを消費しないことがわかりました。
LINEのアルバムにある写真は、そのままの状態ではスマホ本体に保存(ダウンロード)されていません。
表示するにはインターネットの接続が必要です。
接続環境が悪いと、LINEアルバムに登録した写真の表示に時間がかかったり表示できないことがあります。
「一時的なエラーによりリクエストが完了しませんでした。もう一度お試しください。」というメッセージが表示されることも。
そんなときは、接続環境が良いところでもう一度アルバムを表示してみましょう。
大量の写真をLINEアルバムで共有すると不具合が生じないか懸念していましたが、特に問題はなくホッとしました。
ただ、LINEのアルバムで1,000枚の写真は見づらいので、写真を追加したメンバーで絞り込んだり、撮影日順に並び替えると良いかもしれません。