「iCloud写真」とは、iPhone・iPad本体にある写真やビデオを丸ごとオンラインストレージへ自動保存する機能です。
設定によってはiPhone・iPad本体の空き容量を節約することができますが、そのかわりにiCloudストレージを大量に消費します。
「iCloudストレージがいっぱいです」「iCloudストレージの空き領域が不足しています」というメッセージが表示されたら要注意。
iCloudストレージが容量不足になると、iPhone・iPad本体の自動バックアップができなくなる恐れも…。
そこで今回は、「iCloud写真(iCloudフォトライブラリ)」を無効にしてiCloudストレージから完全に削除し、空き容量を増やす方法を紹介します。
なお、この記事では「iCloud写真」をオフにして「無効化して削除」する方法を実践的に解説しています。
「iCloud写真」を無効にすると写真・ビデオがどうなるか不安な方は先にこちらの記事を御覧ください。
iCloud写真をオフにするとiPhoneにある写真やビデオはどうなる?消えたときの対処法と「無効化して削除」の注意点
iCloud写真をオフにする方法
iPhone標準の「設定」アプリを起動し、[自分の名前] > iCloud > 写真 の順にタップします。
「iCloud写真」の緑色のボタンをタップしてオフにします。
(iOS11以前の場合は「iCloudフォトライブラリ」と表示されます。)
「iCloud写真のコピーをこのiPhoneにダウンロードしますか?」というメッセージがあらわれる場合があります。
「iCloud写真」で「iPhoneのストレージを最適化」にチェックを入れていた場合、最適化された写真とビデオはiPhone本体から削除されてしまいます。
「写真とビデオをダウンロード」を選択し、(iCloudストレージから)オリジナルデータのダウンロード完了後に「iCloud写真」をオフにしましょう。
iCloud写真をオフにするとボタンが灰色に変わります。
iCloud写真を完全に削除して空き容量を増やすには?
「iCloud写真」をオフにしても、iCloudストレージ上にはまだ写真やビデオが残っています。
iCloudストレージの空き容量を増やすには「無効化して削除」を実行します。
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iPhone標準の「設定」アプリを起動し、「[自分の名前]」>「iCloud」>「ストレージを管理」の順にタップして、「写真」を選びます。
[無効化して削除]をタップすると、確認メッセージが表示されます。
「写真とビデオを削除」をタップすると、iCloud写真(iCloudフォトライブラリ)は完全に無効となります。
といっても、iCloud写真にあるデータがすぐに削除されるわけではありません。30日間の猶予期間があります。
期間内であれば「無効化して削除」を取り消すことができます。
「無効化して削除」を実行した場合は、猶予期間中もiCloudストレージを消費しません。
参考までに、、、
私は2020年5月10日に「無効化して削除」を実行しました。
直後に、「30日以内にiCloud写真をダウンロードしてください。」という件名のメールが届きました。
「無効化して削除」実行後から30日間は、「iCloud.com」で(iCloud写真をオフにする前に保存された)写真やビデオを確認できます。
2020年6月9日の時点では「無効化して削除」を取り消すこともできましたが、、、
2020年6月10日に「iCloud.com」にアクセスすると、iCloud写真は完全に削除されていました。「無効化して削除」を取り消すこともできません。
完全削除の直前にメール等で通知されることはありませんでした。


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