コンビニプリントで実証!写真の端が切れる謎と2つの解決策

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写真をプリントしたら不自然に端が切れてしまい残念な仕上がりに・・・という経験はありませんか?

私は集合写真をよく撮りますが、人数が多くなると画面いっぱいに撮影してしまいがち。
スマホやカメラの画面で見る写真には全員がおさまっていても、プリントすると両端の人物が見切れてしまうことも。
この、写真プリントの見切れ現象を何とかしたい!と以前から思っていました。

写真プリントの自動トリミング対策
そこで今回は、写真プリントの困った端切れを検証します。
スマホ写真やデジカメ写真を実際にコンビニでプリントしながら解決策を探ったので、ぜひご覧ください。

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写真をプリントしたときに周囲が切り取られるのはなぜ?


1.縦横比のワナ


スマホやカメラで撮影した写真と、
L判(L判)などプリントサイズの縦横比が異なると、
印刷範囲に撮影写真をおさめることができません。

例えばiPhoneの場合、iPhone4s以降、写真サイズの縦横比は「4:3」。
デジタルカメラは機種によって設定を変更できますが、「4:3」「3:2」「16:9」が一般的。

一方、L判(L版)のプリントサイズは横127mm×縦89mmなので「3:2.1」(「4:2.8」)

なんでL判プリントはこんな中途半端な数値なんだろう。。。

下の写真は、八つ墓村ポーズの娘をiPhoneで撮影した写真ですが、
L版のプリントサイズと照合すると左右の一部(ピンク色部分)がはみ出てしまいます。
フレーム内にギリギリ入っていた左足や頭部が印刷範囲におさまらない・・・。



2.フチなし印刷のワナ


写真プリントといえば、白フチなしの全面印刷が主流。
用紙いっぱいに写真をプリントできるのでインパクトがありますよね。

フチなし印刷は、用紙に余白ができないように、
印刷範囲から写真データを強制的にはみ出させてプリントしています。
だから、フチなしでプリントしたい写真データの周囲(上下左右)は印刷されず、切り取られてしまいます。

どのくらいはみ出るのか調べてみましたが、
明確な数値がわからなかったので実際にプリントして検証してみました。
暇人ではないです。好奇心旺盛なだけです。

というわけで、再び、八つ墓村ポーズの娘の写真登場。


セブンイレブンのマルチコピー機で写真をプリントした結果がこちら。


縦長の構図なのでL判のプリントサイズ(縦127mm×横89mm)に合わせて左右がカットされ、
さらに、フチなし印刷のために周囲が切り取られています。
目測ですが、切り取られた範囲をピンク色で塗ってみました。


正確な数値ではありませんが、上下が約3mmずつ、左右が約2.5mmずつカットされたようです。
ずいぶん切り取られていますよね・・・ガッカリ。

写真プリントが不自然に切れるのを防ぐには?


写真の端が自動的に切り取られてプリントされる原因がわかったところで、次は解決策を探ります。

挑戦するのはこの写真。
フレームいっぱいに、7人の人物を撮影しています。

L判のプリントサイズと照合すると、左右の一部がはみ出してしまいます。
(黄色い部分がL判のプリント範囲です。)

両端の人物が危うい・・。

実際にこの写真をセブンイレブンのマルチコピー機でプリントするために、
スマホアプリ「netprint 写真かんたんプリント」を使うと、
プリント範囲の調整画面があらわれました。


左端の子どもの顔が入るように調整しましたが、
プリントしてみるとどちらも見切れて大失敗。


このようなプリントだと「お金を返せ!」と言いたくなりますよね。
実際には言ってませんよ。
そうならないために、少し工夫をしてみます。

1.余白付き(フチあり)で写真全体をプリントする


実際の印刷範囲よりも写真を大きくしてプリントする「フチなし印刷」をやめて、
用紙サイズと写真サイズの縦横比のズレも余白で補完
する方法です。


「フチあり印刷」「トリミングせずにプリント」といった表現をすることもあります。
ただし、「フチあり印刷」はフチの幅を均一にするために写真を切り取る場合もあるので注意してください。

コンビニのマルチコピー機で写真全体を余白付きでプリントする場合は、設定画面で印刷範囲に対し写真を小さめに調整します。

例えば、セブンイレブンのマルチコピー機の場合、
「写真プリント」を選択して印刷する写真を準備し、
「画像編集」ボタンを選んで「小さくする」をタップすると、
印刷範囲に写真全体をおさめられます。


2.写真編集ソフト・アプリで余白を追加してフチなし印刷をする


写真が不自然に切り取られるのはイヤだけど、余白がプリントされるのも嫌。
そんなときは、プリントサイズに合わせてトリミングした写真にフチなし印刷用のはみだし余白を追加してみましょう。

Photoshopなどの写真編集ソフトを使って余白を追加する


まず、写真をL判サイズに切り出します。
L判サイズは89mm×127mm。出力解像度300dpiで計算すると、1500×1051ピクセルです。

下の写真の黄色の部分がL判プリントサイズです。


L判プリントサイズの範囲に、両端の人物が入るようにトリミングしました。


トリミングした写真にフチなし印刷のはみ出し用余白を上下左右3mmずつ追加してみます。
はみ出し用余白はピンク色にしています。


この写真をセブンイレブンのマルチコピー機でプリントした結果がこちら。


左右がほんのりピンク色ですね・・・。


左右のはみ出し用余白を各3mmではなく各2.5mmに変更してプリントしてみると、今度は大成功!


ま、両端の人物は少し見切れていますが・・これは許容範囲ということで。

iPhoneアプリ「PhotoFrame」を使って余白を追加する


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iPhoneアプリ「PhotoFrame」は、L判などのプリントサイズに合わせて写真をトリミングできます。
さらに、フチなし印刷のはみ出し用に外枠を追加することもできます。

この「外枠調節」機能を活用して、フチなしL判プリント用データを作成します。


「外枠調節」の値を「12」に設定して、セブンイレブンのマルチコピー機でプリントした結果がこちら。


う・・・上下に外枠の白色が付いてしまいました。
外枠調節の数値を「11」に変更すれば外枠をプリントせずに済むかもしれません。

※追記※
その後、別の写真でプリントデータを作成して試した結果、外枠調節の数値を「10」にすると外枠が印刷されませんでした。


このように、はみ出し量を考慮した余白(外枠)を追加することで、フチなし印刷で生じる自動トリミングの範囲を抑えることができます。

ただし、フチなし印刷に必要なはみ出し量は、印刷環境によって異なります

家庭用プリンターで写真を印刷する場合は、
プリンター側の設定ではみ出し量を調節することもできるので、
取扱説明書をチェックしてみましょう。




プリントサイズとフチなし印刷のはみ出し量を考慮した
適度な余白(外枠)を付けるのは手間も時間もお金もかかります。
実際にやってみて痛感しました。

写真プリントの端切れ対策としては、フチあり印刷を選ぶほうが簡単ですね。

フチなし印刷にこだわりたい場合は、
切り取られることを見越して、
撮影するときは被写体が端にならないように気をつけると
プリントの失敗を防げるはず。


画面いっぱいに撮影した写真をプリントするときは、
フチありで写真全体を印刷にするか、
フチなし用の余白を追加して自動トリミング範囲を抑えましょう。
 
 



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